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充電式単三電池40本を動力源とした次世代エネルギーカーイベント
「2017Ene-1GP SUZUKA」速報

2017年8月25日 掲載

今年も様々な形状をした車体が大会を盛り上げた。 今年も様々な形状をした車体が大会を盛り上げた横山委員長(左端)左から横山委員長
ターゲット1の第1位Team宮工(宮崎工業高校)
ターゲット3の第1位豊田工業大学
競技中の模様 ターゲット2の第1位大阪市立泉尾工業高校のクルーと
横山委員長(右)

Ene-1GPとは、充電式単三電池40本のみを動力源とした次世代エネルギーカーのイベントです。2017年8月6日(日)に三重県・鈴鹿サーキット国際レーシングコースで行われました。車両部門(KV-40)と二輪車部門(KV-BIKE)があります。今大会ではKV-40で95チーム(一般部門、大学・高専部門、専門学校部門、高等学校部門、中学生部門)が、KV-BIKEで28チーム(各部門は前出の通り)が参加しました。この会に協賛しておりますパワーアカデミーでは競技内容に賛同し、パワーアカデミー賞を設定し、表彰式では、横山明彦パワーアカデミー大学検討委員会委員長(東京大学教授、電気科学技術奨励会・理事長)から、記念の楯と副賞が授与されました。

車両部門(KV-40)は、F1でお馴染みの鈴鹿サーキット国際レーシングコース(一周約5.8㎞)のタイムアタックを3回行い、その合計タイムを競うものです。本コースはアップダウンが激しく(高低差約40m)、車体に負担のかかるカーブが連続するため、非常にタフなコースとなっています。

パワーアカデミー賞は、学生チームを対象に、速さを追及するのではなく、目標タイム(今回はパワーアカデミーで設定した3つのターゲットタイム(ターゲット1;24分、ターゲット2;36分、ターゲット3;48分)のいずれか)を事前に申告し、その各ターゲットタイムと3周合計タイムの時間差が最も小さいチーム(計3チーム)をエネルギーマネジメントに優れているとして表彰されました。

車両部門(KV-40)部門の総合成績は下記表の通りです。