電気科学技術奨励賞についてAwards

第72回 電気科学技術奨励賞
候補者推薦のお願い

2024年4月2日 掲載

公益財団法人 電気科学技術奨励会が実施している「電気科学技術奨励賞」(旧オーム技術賞)は、本年で第72回を迎えることとなりました。毎年関係各位のご協力により多数の隠れた中に優れた電気科学技術功労者を表彰する事が出来、わが国の電気科学技術の進歩発展にいささかなりとも寄与するところとなり、深く感謝しております。本年も受賞候補を数多くご推薦下さいますようお願い致します。

なお今回、推薦・規定(別紙)「希望分野選択の手引き」、及び、応募様式(技術関係用紙、教育関係用紙)を改善して情報量を増し、希望分野を選択しやすく、より多くの内容を記述できるようにしました。特に、教育分野については、教育分野に該当する内容(要素・キーワード等)を詳しく定義し、「分野補足」の小分類として記載致しました。企業内教育等も本奨励賞の教育分野の対象となりますので、教育機関はもとより、多くの方々のご推薦をお待ちしております。

令和6(2024)年4月

公益財団法人 電気科学技術奨励会
会長 日髙 邦彦

第72回 電気科学技術奨励賞候補
推薦・規定

助成金及び贈賞件数

総額を400万円以内とし、助成金及び件数は、推薦内容により電気科学技術奨励賞委員会で決定し、賞状・記念楯ならびに助成金を贈呈する。
全贈賞者の中から特選1件に対して「文部科学大臣賞」を、準特選1件に対して「電気科学技術奨励会 会長賞」を贈呈する。

贈賞の対象者

電気科学技術(募集分野は、電力・エネルギー分野、産業・交通分野(製造業・自動車関係を含む)、家電・民生機器及びエレクトロニクス分野、情報・通信分野(ソフトウェア開発を含む)、教育分野(技術・教育指導を含む))に関する発明、研究・実用化、ソフトウェア開発、教育等で優れた業績を上げ、日本の諸産業の発展及び国民生活の向上に寄与し、今後も引き続き顕著な成果の期待できる人を対象とする。

贈賞候補者推薦の範囲

  1. 原則として、職歴通算5年以上の人とする。
  2. テーマ1件につき候補者は3名以内とする。
  3. 同一の企業や団体からの推薦テーマは3件以内とする。ただし、同一分野からは1件とする。
  4. 推薦の対象となる業績で、過去において公的表彰を受けていない人とする。
    公的表彰とは、本賞のほか、大臣賞、知事賞等権威ある賞をいい、これら公的表彰を同一テーマで、かつ個人名で受賞した場合は推薦対象としない。
    ただし、会社や事業所で受賞した場合は、推薦対象とする。
  5. 電気科学技術分野での永年にわたる勤務中の努力の顕著な人、及び過去に公的表彰を受けたテーマで、重要な役割を担いながら、人数枠などの関係で受賞されなかった人とする。
  6. 以上の各項範囲を逸脱する推薦書類は受理しない。

贈賞者の選定について

電気科学技術奨励賞委員会で、企業や教育機関等から提出された推薦書の内容につき、技物や実用価値の高さ、社会・経済に対する効果の大きさなどに重きをおいて審査の上、贈賞者を選定する。選考は5つの分野(①電力・エネルギー、②産業・交通、③家電・民生機器及びエレクトロニクス、④情報・通信、⑤教育)に分けて行うので、推薦候補用紙(技術関係)の希望分野欄に推薦者が考えた希望の分野に〇印で囲むこと(当サイトから推薦書類とともにダウンロードできる「希望分野選択の手引き」参照)。ただし、決定は審査委員会が行う。

受賞候補者推薦の締切

令和6(2024)年6月28日(金)必着のこと。

推薦書等提出部数

推薦書・参考資料の提出部数は5部(1部は正、4部はコピーでも可)とします。事務処理の都合上、推薦書用紙(A4判厳守。当サイトからダウンロードしたもの)以外はできるだけ使用しないでください。

推薦書の送付先

〒101-0054
東京都千代田区神田錦町3の1
公益財団法人 電気科学技術奨励会 事務局
Tel. 03-3233-0695

受賞者の発表

令和6(2024)年10月上旬、本人・推薦者へ直接通知するほか当会のWebサイトでの掲載、及びオーム社発行の月刊雑誌に発表。11月下旬贈呈式を挙行の予定。

推薦書等の取り扱いについて

ご送付いただきました推薦書等の書類一式は返却いたしません。
推薦書の内容(個人情報を含む)については、本賞の選考を目的として利用させていただきます。
ただし、受賞された方々については、当公益財団法人が配布する冊子及びWebサイトに掲載し、オーム社発行の月刊雑誌にも掲載させていただきます。なお、今後当公益財団法人主催の講演会等に関するご案内を送付する場合がございます。

第72回 電気科学技術奨励賞
委員会 委員(予定) (敬称略・五十音順)

日髙 邦彦
(委員長)
公益財団法人 電気科学技術奨励会 会長 
東京大学名誉教授 工学博士
横山 明彦
(副委員長)
公益財団法人 電気科学技術奨励会 理事長 
東京大学名誉教授 工学博士
安藤 真 東京工業大学 名誉教授 工学博士
上間 功也 (一社)電気通信協会 専務理事
小川 要 経済産業省 資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力基盤整備課長
川野 真稔 総務省 国際戦略局 技術政策課 課長
熊田 亜紀子 東京大学大学院 工学系研究科 電気系工学専攻 教授 博士(工学)
齋藤 祐樹 東日本旅客鉄道(株)執行役員 鉄道事業本部 電気ネットワーク部門長
寒川 哲臣 日本電信電話(株)先端技術総合研究所 基礎・先端研究プリンシパル 工学博士
髙本 学 (一社)日本電機工業会 専務理事
富岡 勇人 京浜急行電鉄(株)鉄道本部 施設部長
濱崎 任布 (株)AIST Solutions コーディネート事業本部 連携推進部 コーディネータ
平井 淳生 (一社)電子情報技術産業協会 常務理事
平栗 健二 東京電機大学 統括副学長 工学部 電気電子工学科 教授 工学博士
福山 満由美 (株)日立製作所 研究開発グループ
技術戦略室 室長付(産学官連携主幹) 博士(工学)
枡川 重男 (一社)電気設備学会 会長 博士(工学)
松木 隆典 電気事業連合会 立地電源環境部 部長
水野 浩太 文部科学省 研究振興局 振興企画課 奨励室長
村上 崇 国土交通省 総合政策局 技術政策課 技術開発推進室長
学会新会長 (一社)電気学会 会長(令和6年度の新会長)
(一社)電子情報通信学会 会長(令和6年度の新会長)
(一社)情報処理学会 会長(令和6年度の新会長)

推薦書用紙(クリックしてダウンロードして下さい)